2006年03月30日

ポアロさんとヒゲ(まだ読み始め)

最近アガサ・クリスティを徐々に読んでいて(最近まで一冊も読んだことがなかったのん)、自伝系→元メアリ・ウェストマコット名義物→マープル物と、図書館で見つける度に借りてきて、とうとうポアロ物を初めて読み始めました。
どうして読まなかったかというと、推理小説とハードSFはあんま読む習慣がなかったというだけなのですが、読んでみるとやたら面白いので、クリスティの名が今も燦然と輝いているのも納得できるような気がします。
私的には、自分が関心を持ってる時代を実際に知ってる(つうか婆ちゃんがヴィクトリア時代を生きた人だった)人の本なので、端々に出てくる習俗みたいなものが面白くてたまらないだけで、せっかくの推理ものでも全然推理を堪能しない駄目な読者なのですが。
しかも、ポアロはアニメでやってた『名探偵ポアロとミス・マープル』の里見浩太郎声のぽっちゃりオヤジが微妙にムカつくので好きじゃなかったのですが…。

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今『邪悪の家』を読んでるのですが、ポアロってすげー笑えるオヤジで、しかも自分の美ヒゲをひけらかしてはヘイスティングズを辟易させるヒゲ部の人だったんですわ。
しかも自分の名声を知らない人がいると拗ねるわ、ぼんやりしていて階段から転げ落ちるわ、ちょっとジョン太夫の血筋も感じるんですわ。

マープル物はたまたま図書館に一冊しかなかったので、他のも順を追って読むつもりですが、ミス・マープルについては、好奇心旺盛で皮肉屋のかわいいお婆ちゃん(しかもどことは言えないけど、そこはかとなく少女っぽい)で、すぐに好きになりました。私も婆ちゃんになったらこんな婆ちゃんになりたいなあとか思ったものです。婆ちゃんなのに、可愛くてかっこいい。

なのにポアロはジョン太夫の先祖で何かあるとすぐ「モナミ」とかいってヘイスティングズに嫌がらせを言うようなヒゲ部の人…。
聞くところによると、ポアロ物には一冊に一か所は必ず頭髪(やカツラ)やヒゲの話が出てくるらしいので、これから楽しく読んでいこうと思いました。


何でこんなラヴリーな作家を今まで読んでなかったんだろう、とか思いました。
posted by deco at 23:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 書評とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
えねちけーでやってたポワロ(実写版)は必見だよ。
ポワロ役はデビッド・スーシェ、これがまた小太りのちびオヤジでナイス配役。吹き替えは熊倉一雄。ヘイスティングスの吹き替えは富山敬。もうこのセット以外のポワロは見る気にもなれん。
Posted by peter at 2006年03月30日 23:28
それビデオとか持ってるー?←他力本願
Posted by deco at 2006年04月03日 04:20
DVDが出てる。妹が持ってるけど、あたしはまだ買ってない。

ノンノンノン、ヘイスティングス、それはいけません。早くお買いなさい。
でもねポワロさん、あれセットで10万くらいするんですよ?
いいじゃありませんか、変な株を買うよりはよっぽどためになりますよ、モナミ。
Posted by peter at 2006年04月03日 13:04
僕は変な株なんて買ってない!
ジャップさんも何か言ってやってくださいよ!
Posted by ヘイスティングス at 2006年04月05日 00:38
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