2005年02月12日

hydeの美貌が最近やや復活している(SSTVを見ていて)。

ややメイクが厚くなった気がするものの、元ファンとしてはやはり嬉しいつうか、「やっぱお美しいお顔やのう」と見蕩れるのに必死だったわけですが。美貌の更なる復活とともに、噂される悲惨な私生活も改善されてやってほしいものです。元ファンとしては。

つうか話は変わるというかここからが本題なのだが、最近のROSSOどうよ。.
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あの時(といっても先月)あんなに期待させてくれた新曲『バニラ』を今日ようやく聞いちゃったわけなんですが。



Amazon投稿のレビューに文句つけてもしょうがないんですけど、一体これのどこが「裏『シャロン』といえる」位置付けとまで言える曲なんだ。

しかもどこが全体的に重く鈍く進んでるっていうんだ。
イントロは確かにそんな感じで、けっこういいなあと思って聞いてたんだけど、ボーカル入った途端、全然ひねりのないというか要は通常モードのチバ絶叫ソングが始まり、最後までそのまんまの絶叫モードで終了。

チバの絶叫ソングは元々別に嫌いじゃなかったんだけど、だからといってそんなに特別な存在でもなかったんですよ。でもミッシェル解散付近では、時々ほんとに悲壮感溢れる歌い方が聞けるようになってて、最近のチバの絶叫悪くないなあって思ってたんですよ。しかも、一見明るい歌い方をしているのに物凄く悲愴感を漂わせたりとか、そんな技までいつの間にか覚えてたり。『シャロン』なんかはそんな歌ですごい名曲だなあと思ってたから、私は裏『シャロン』だったらマジ聞きたいと思ってめっちゃ楽しみにしてたんだけど。
だっていったん「こいつ深くなったな」って思っちゃったら、レベルのより高いものを常に求めちゃうのって、人情かと。

そしたら通常モードだし。
当然全然響いて来ないし。

しかも、
「バニラアイスを食べながらあの娘は言うのさ
あなたは私の天使なんだから
どこに飛んでったっていいの」

以下、うろ覚えだけど、「でもたまには下界を見下ろして声をかけて。私が空を見上げる理由ができるから。」とかいうような歌詞が続くわけなんだけど。



チバが健一に憧れるあまり、歌詞が健一化しているという不満やからかいの声はよく目にするんだけども、むしろ私はこれ聞いて思ったね。


貴様は大槻ケンヂか。


つうわけで、私にはなんかあまり締まりのない出来のラブソングにしか聞こえなかったっす。



つうか、『シャロン』って確かに「あの娘はきっと〜」とか、男性側の心理を歌った歌と言えないこともないとは思うんだけど(タイトルもシャロン首相のことじゃない限り笑、女性名だし)、もっと根底の部分では男女関係なく共有できる感情を歌った歌だと思うんだよね。
人生のギリギリのライン。妥協(カーブとかハンドルとかで比喩されるような)をしなければ死ぬってわかってるけど、でも「カーブを曲がりたくない」感情。刹那的な自棄感情。
「冬の星」に生まれることができなかった現実と、それへの憧れ。
誰も耳や目にすることがない、小さな命の声。それへの愛惜。
叶うことなんかないかもしれないことはわかっていても、それが破滅に繋がるとわかっていても、殺伐とした現実の中、小さくてきれいな夢(「月から抜け出す透明な温度だけ」)を求めずにはいられない。
『シャロン』は、そんな心の奥底の柔らかく綺麗な部分を歌った、すごい切ない歌だと私は思ってる。
夢や小さなもののような、現実の中で押しつぶされてしまいそうなものへの憧れや愛惜を込めた、根底には孤独というテーマが流れる歌。


だから、裏『シャロン』と呼べるものがあるとすれば、それはその手に入らなかった「月から抜け出す透明な温度」や「冬の星」について、それとも誰も顧みることのないだろう「淋しくて死んだ兎」について歌った歌なんじゃないかと思う(勿論同じ言葉じゃなくても、それらが意味するものであればいいんだけど)。


だから、『バニラ』を裏『シャロン』と呼ぶくらいなら、絶望感の中、悲壮な声で「果てというもの」を希求するチバの歌声が痛々しい『ジプシー・サンディー』(ミッシェル最後のアルバムの一枚、『SABURINA HEAVEN』収録)や、この世界も孤独なばかりではなく、小さな救いもあることを静かに歌い上げる『Star Carpet Ride』(RAVENの『限り無く赤に近い黒』初回盤特典曲)の方が余程裏『シャロン』の名に相応しいのではないかと個人的には思う。


(チバ繋がりで話しているので、ミッシェルもRAVENもROSSOも同じ文脈で語ってるわけですが、ROSSOは元BJCの照井とチバを中心としたバンドで、RAVRNはそこに更に同じく元BJCの中村達也も参加したプロジェクトです)



ということで、一気に活動再開後のROSSOへの期待をなくした私ですが、まあ名曲がボコボコあったらそれはそれでありがたみも薄れるのかもしれないし(笑)、まあいいか、ってことで。



posted by deco at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | エセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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