2005年11月14日

『漫画で読む防衛白書』裏話キャラ編

つうてもたいした内容もないなーと思いつつ。
以前も書きましたが、「でこ」と「デコポソ」と「SE/30」。このキャラ3人組は、お金になった「お仕事」最古のキャラなんですよ。おつき合いも一番長いと思う。.
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この仕事を始めたばっかの頃、第三者的エセイ漫画とかカットあたりの突然ページが空いた時を虎視眈々するような隙間仕事を狙って『ゲーム批評』編集部に持ち込み営業に逝ったところ、『PC-DIY』さんの方に拾ってもらい、カットを二度ばかり描かせてもらった後、漫画連載つう話になったんですよ。
当時は「嬉しいけどマカーの私がなぜ自作PC雑誌に?」とうろたえたものでしたが、考えたらゲームだって無知に等しかった。『ロマサガ(SFC時代の)』でサルーインを熊のブラウがローリングサンダーで倒したという成功体験(実話)が、私を無謀な持ち込みに踏み切らせたようなもんだった笑。

んで全く未知のPCだしどうしよう、と頭を抱えた挙げ句、「パソコン誕生秘話あたりから面白そうなエピソードをなぜなに漫画風に展開していけば、PCの人にも楽しんでもらえるかな」、とか考えて始めたのが最初のコンセプトでした。結局編集さんサイドにあんまり受けず、時事ネタとか途中担当さんが3回変わるとか、環境もコンセプトもいろいろ変わり、実際のところはどさくさ紛れに「筆ぺんからアメコミ線の真似→サインペン→付けペン」など、画材も形式も実験の場に使わせて頂いたようなものでした。内容的には、「一応パソコンネタから離れない」つうのが最後の良心だったので笑、最終的には「メイド喫茶取材ネタは…いやだ…!(グレアム・ダルトン)」というパニック状態で休載を決意し、しばらくして戻ってみたら雑誌が休刊になってしまったのですが。

ともかく、なぜなに形式だったら、解説キャラと疑問提示ボケツッコミキャラが要るだろ、と思い、急なお話だったので(いいわけ)初代趣味のサイトで身辺漫画を描いてた時に使ってた自分キャラ(でこ)はじめ、めぼしいところ2人を引っ張って来て連載がスタートしたのでした。

デコポソとSE/30は実際にうちで一緒に暮らしているので、それなりにキャラも掴みやすかったし、彼等の行動様式が徐々に広がっていくのはそう難しいことではなかったです。

ひとりひとりのキャラですが

「デコポソ」は最初(絵が下手で)人工生命M1号と見分けがつかなかったのですが、描いてるうちに勝手に可愛いふりを始めたり性格俳優ぶりを発揮したりして、いまや「困った時にはデコポソ」というくらい使い勝手のいいキャラに成長を遂げました。
ちなみに実際のデコポソも頭がとがってます。くまちゃん中核メンバーでは最後に加わったハワイ育ちで(でも中国製だった…)、怪しい外人のような喋り方は英語圏育ちを主張したいためのようです。そしてなぜか山下達郎のファンです。
「でこ」が後述するように極論に走るキャラなので、『漫画白書』などで自衛隊の活動や国際関係を勉強するようになってからは、反極論の空想的平和主義者な主張を常に展開してます。
ま、くま(もどき)だし、自然の摂理のもとで生きたいのかもしれん。
自然の摂理いうてもけっこう厳しいと思うんだけど、でも確かにそこに武器は必要ないもんね笑。



「SE/30」は、いまはもう実機として使うことはないですが、電源を入れれば今でも元気に動く由緒正しいオールドMacくんです。かわいい。「由緒正しい」ってところで、「気難しいけど自分に繋がるパソコン史は好き」って性格設定から、自然に解説キャラに落ち着きました
気に入らないことがあったり自分の容量を超えるとフリーズするんですが、最近フリーズしないなあ笑。
メカというか直線構成のものというかを描くのがマジで苦手だった私にとって、必然的にいろんな角度からわりと複雑なフォルムを描かなきゃいかん、ということで、常にデッサンが怪しい描くのが面倒なキャラではあるんですが、この人のおかげでその他の硬物を描くのが少し楽になった側面があったりします。
『セキュリ』や『漫画白書』に活動の場を移してからは、メカや活動内容の知識調達と披露がひたすら楽しいようです。こいつ絶対エニアのタイプ5だ。




んで、最後に「でこ」。
そもそも自分代弁キャラだっただけに、当初はすごい簡略絵で「男か女かわからない」という感想もあったようですが笑、大好きなセーラーカラーの服だけは絶対着せてました。
しかし実験劇場が続くうちに、そうそう自分代弁というわけにもいかなくなり、同名でありながら徐々に別個のキャラに独立していきました。「とりあえず極論が多いDQN」という性格だけははっきりしていく一方、「女の子描くなら可愛くなきゃいかん」つう鉄則に迫ろうと、自分絵なりに美少女目指してシフトしていきました。「萌えキャラって難しい」と真剣に思いました。今回の白書でも今でも萌えキャラにすべく奮闘中ですが、とりあえず自分が楽しいように、セーラーカラーの服をいろいろアレンジして着せてます。『漫画白書』では、「白書の中をかいつまんで見て考える」という体裁だったので、アリス系を着せてみました(エプロン無いけど)。
とにかくドライで極論派、ということで、「親米保守やや右寄り」的立場から、デコポソの平和主義に対して極端なリアクションで反論する、というキャラに落ち着きました。
しかし、もう同名なだけの全然別人キャラなので、いまいちキャラを掴み切ってないなーとか時々思います。
ちなみにスカート穿いてよく乱闘するのに、パンチラが無いのはよくないような気がしますです笑。




posted by deco at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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