2008年04月29日

すごいホワイトワークだお◆久々にアンティーク話でも

★すいません。ちえみ2回分くらいうpされてます。
★すいません。『少女迷宮』au版配信開始しますた。



ここんとこもう1年くらいずっと引きこもり状態でひたすら働いたり、(惰弱で…)倒れたりしてたのですが、そんなわけでアンティークからも必然的に遠ざかっておりますた。正直、「買い付け情報をチェックしては実物を拝見しに逝く」という作業をする心の余裕が出なかったというのもあるのですが、大雑把に言えば、ディーラーさん都合と私の都合が合うタイミングまたは、フェアの開催中とオフがぶつかるタイミングが全然無くて、諦めの姿勢に入ってたのがでかいです。
でも、そんな引きこもり生活してると人生貧しくなるお!
心当たりのあるヒキーなみんなもきをつけよう。


んで、ちょっと自分のそんな状態に気付いたのは、最初にアンティークレースに触れたディーラーさんのサイトを定期的にチェックしてたら、「かなりツボったブラウスを見つけたら売れた後だった画像」と出会ってショッキンだったところからでした。笑。
「うわあこんなの買い付けられてたの知らないし!」とか、「しかも実物見る前に知らない間に売れちゃってるし!」とか笑。
もうそんなショッキンな羽目になるのはいやだ、とか思ってたら、先日の買い付け後のレース画像がうpられ、速攻見に行ったらすごいドラマティックなものを発見したのですた。

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それはすごいホワイトワークのハンカチで、どうすごいかは…多分説明すればわかってもらえるんだろうけど、それを同じようにドラマティックに感じてくれるのかとか、愛してくれるのかとかまではわからないです。
だって、アンティークレースを一緒に愛でてくれる友達っていないんだもん。
精々ディーラーさんやそこの常連さんくらいしかその感動を共有できる人って見当たらなくて、でも距離感を間違えると先方に迷惑がかかるだけ、という罠。

友達の誰か、アンティークレースやホワイトワークにはまらないかなー。笑。


んで、とりあえず買えなくても実物は見ておきたいと思って問い合わせたら、東京でのフェアでも持参して下さるとのこと。それが明日というか今日まで。

今日というか昨日(28日)は久々のオフな日だったのですが、起きた時間が午後3時半で、しかしとりあえず散歩でも、と外に出てから、「あのハンカチの実物は、今日しかもう見に逝ける日ねーだろ」と気付いたのでした。んで、ヒキーの私としてはがんがって電車に乗って会場へ。

実物は画像以上のすごさで、気付いたら2時間くらいはそれルーペで眺めてました。
もう何種類の技法がミックスされてんのよ、っていうすごさ。細工の緻密さもため息もの。
以前、同じディーラーさんの仕入れで、うわあと思って問い合わせたら、入荷即売約済になっちゃったすごいハンカチ以来、傷心のあまりホワイトワークものはそれに匹敵するもの以外には食指が動かなくなってしまい、そんなの当然ずっと巡り会えてなかったのですが、ほんとに久々に出会いを感じました。


ハンカチ2 ハンカチ1

ブツ(写真参照)は1800年代中期頃、リネン。買い付けはイギリスだったそうけど、製作は細工からおそらくフランス。
画像(無断転載ですが)でもじゅうぶんおわかり頂けるかと思うのですが、とにかく細工がすごい緻密で、しかもいろんな技法が百花繚乱です(へんなにほんご)。一見、いろんなパーツの組み合わせに見えるかもなんですが、一枚の布の加工でこうなってるんですよ。
以前の傷心ハンカチ(笑)は、隙間も無い程のホワイトワークびっしり技で、そのすごさを誇示するような迫力だったのですが、これはあえて空間の部分を作ってたりしてるぶん、一見それほどぎっしりしているように見えない軽やかさがあります。
でも、そこに使われてる技術と手間は傷心ハンカチに匹敵すると言ってもいいんじゃないかな、と思ったりします。デザインも余り見ないパターン。幾何学的な配置は基本ではあるんですが、花模様を縁にぐるっとあしらったものが王道で、それがどのくらい面積を占めてるか、っていう感じなので、こんな風に円形のパターンを組み合わせてあったりするのってあんまり見ない(そんなに多くを見てるわけじゃないけど)。


ディーラーさんも「ホワイトワークはほぼ極めたと思ってたらこれが出て来て、嬉しいびっくりだった」って仰ってたから、私、少しは見る目を養えてきてるのかなーとかこっそり思ったり、何より売る立場とコレクターの立場の違いはあっても、同じすごい細工と出会えたことで一緒に喜べるのは、やっぱり嬉しいです。
ホワイトワークやレースについては、こちらのお店で学ばせて頂いてるようなものなのですが、いつも何かしら素晴らしいものを買い付けていらっしゃっているので、最初に出会ったお店がここでよかったなー、とかよく思うのですた。


んで、気付いたらお買い上げを決めてて(ハハ…)、額装処理(薄くて折って保管すると傷むから)のお願いをして頂いてた。受け取りは額装後ということで、次の再会時。

これで、自分のお洋服買いなどなどはしばらくおあずけだけど、アンティークレースのホワイトワーク好きだったら見逃しちゃ嘘だろって品だったから仕方ないです。
ていうか、コレクター体質の自分がよくこれだけの期間を買い控えてたな(笑)、って感じな生活だったので、自分を元気にさせるマストアイテムってことで今後も仕事をがんがろうと思うことにしました。あハ。



でもアンティークレース類も、興味の無い人にとってはただのボロ布だったりするから、精々普段からコレクターなことを吹聴しておいたり遺言状を作成したりして、万一不慮の死とかに遭っちゃった場合に捨てられたりせずにちゃんと次の誰かの手許に渡ってもらえるように、伏線張っておいた方がいいなーと思ったりします。
その辺、アンティークジュエリーは少なくともゴミじゃないって程度はわかってもらえるだろうから便利かも。でも私の好きなやつはいわゆる誰が見てもわかるヌーヴォー系とかマリー・アントワネットな感じ(笑)とかそういうのじゃなくて、ほとんど考古学系に入っちゃうものなので、素材によってはただのゴミ石扱いされかねないのですが。



海外というか欧米では、コレクターとディーラーさんのネットワークがもっと密だったり、アンティーク市場がもっとメジャーだったりで、コレクターさんが亡くなったりした場合でも、とりあえず捨てられちゃうとかいう状況になる前にディーラーさんが引き取ってくれたりするらしいので、そこのところは羨ましいなーと思います。
だって、折角100年以上もの歳月を生き抜いて日本の自分の手許に来てくれたのに、そこがアンティークにとっても最後の場所になっちゃったら、ほんとに立つ瀬が無いもん。



posted by deco at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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