そんで、ようやくミハエル復帰を観れたのですが
あのな、解説うるさいよ!
「皇帝の交代劇」とか、フレーズとして叫びたいんだよな、字面いいもんな。
かつての無敵の帝王が無惨に後進に抜かれてく有様は、サディスティックな快感があったことだろうよ。
でも、レース投げてるかどうかって、観ててわかるんだよ。
マシンの仕上がりが満足いくものかどうか、それが結果にどう響くか、スタート前のミハエルはいつも相当率直だよ。
出来は決して満足なものじゃないって言ってたってことは、レース展開が芳しくないだろうことは予測済みだったんだろう、って思うんだ。けど、ミハエルは全然投げてなかったよ。
観てる私はほんとに辛かったけど、ミハエルのコース取りは全然錆び付いてなんかいなかったし、ともかく完走したのは立派だと思うよ。
そもそもフェラーリが鉄壁になるまで、ミハエル(とジャン・トッドとロスブラウン様)が何年かけてチームを作っていったのか忘れたのかと。
何といっても4年のブランク後の別のチームでの復帰なんだよ。
「戻ってきた意味」とか言ってるけど、右京さんは同じ条件で同じ成績を出せるのかと。そこまで結論的な言葉を、もう口にできるのかと。何様かと。
とか、激しく腹を立ててたら、なんか貧血状態になってしばらく倒れました(バカ)。
実際、ミハエルが次々と抜かれていく様を観てるのが辛かったんだと思います。でも、ミハエル投げてなかったから、ファンとしてこの先もちゃんと見届けるもん。
…見てろようるさい解説一同ども。
とかいって、今日の夜は仕事が手に付きませんでした。
わたしだってまだ諦めないもん、とかいってもうすぐ夜明けだよ…。